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今宵はBAR「嵐」へ…

第3章 消してあげるよ… 智編

智「どうかしましたか?僕の顔になにかなにかついてますか?」

「あッ!!//いえ、なにもついてないです//」

智「それならいいのですが……。
あ、なにか飲み物をお持ちしましょうか?」

「あ…、今はいいです。スミマセン。」

智「いえ、構いませんよ」

 実は私にも悩みがある…、そのことをいつも大野くんに相談に乗ってもらっているのだ。
 私には両親がいる、私が幼い頃から父と母は喧嘩ばかりでどうしようもない怒りをまだ幼い私にぶつけてきた。要するに虐待である。「お前がいるからいけないんだ」「あんたなんて産まなければ良かった」毎日のように罵声を浴びせられ私の心はボロボロになっていった。

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