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『好き』の重さ

第3章 浮気?本気?

「僕はもう仕事に行くから朝食、食べて行って!」


一枚の朝食券を渡された


「それから、キーも返しといてね。
まだ6時半だから、少しゆっくりして行くと良いよ」

手早く身支度を整えてネクタイを結びながら私に近付いた


「有り難う。楽しかった」


「私の方こそ!一度だけのアバンチュールを有り難う」


どちらからともなく軽くチュッとキスをした。


そして――

芝田さんは仕事に出掛けて行った…



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