テキストサイズ

『好き』の重さ

第5章 ハプニング!

何曲か唄ったら満足したようで、今度は私に振ってきた。


「おい!星川くんも何か歌いなさい!」


「え〜〜!下手なので…止めときます」


「なにっ!?
唄えないとはいわないよな!?」


珍しく命令口調…


「課長…、じゃあ…歌います!」


選曲は…芝田さんとの思い出の曲。


"――見つめ合うと〜素直に〜おしゃべり出来ない〜♪…"


こみ上げる思いを抑えながら歌った…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ