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『好き』の重さ

第5章 ハプニング!

芝田さんとの楽しかった時間が脳裏に浮かび、エンディングには涙が止めどなく溢れ落ちていた…


酔っていた課長も流石に驚いたのか、気付かない振りをしてまた歌い始めた。


この歌が聞こえる度に…
芝田さんを思いだし、涙を堪える事が出来なくなった。





帰り際に突然課長に抱き締められた!


「君を悲しませる奴を、俺は許さない!
俺なら、いつでも君を笑顔にしてあげるのに!」


「課長――!」


いきなりの出来事に身動きも出来なかった…


「ずっと…想っていたよ…星川 ひとみ と言う女性の事を…」


「――!!
私…彼が……」


聞こえないくらいに小さな声で…言った…



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