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『好き』の重さ

第2章 浮気!?

マスターの特製ビーフシチューを頂きながら話に花が咲く。


芝田さんは、実は既婚者。子供もいるらしかった。


カウンターの、私の右側にる芝田さんの左手の薬指には…結婚指輪がキラキラ光っていた。


その輝きは…

私を近付けないために光る赤信号の様に、ストップをかけていたのかな…


それを無視して走り出せば、私が痛い目に遭うだけなのに…




その時はそんな事も考えずに、芝田さんと過ごす時間を楽しんだ…


凄く楽しい時間を―――


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