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『好き』の重さ

第2章 浮気!?

「もしかして…星川さんも結婚してる?」


暫くして、私の薬指の指輪に気が付いた。


「あ…彼は居るけどまだ結婚はしてないわ。
プロポーズ待ちってとこかな!?」


同い年で、しかも私の出身高校に共通の知り合いが居ることもわかって、話が盛り上がった。


「星川さんの初体験て何時?」


「え〜!女性に聞く前にそっちが先に教えるべきだわ!」


「ははは、ゴメン。
僕は16才の時。高校の先輩に襲われたよ」


「え〜!?あり得ない!! 早すぎでしょ!?」


「そっちは?」


「私遅いよ。……18の春…大学の先輩と」


「全然遅くないよ」


酔ってるから?
そんな話題も平気でタメ口で語りあった。



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