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進路方向を変えてかれこれ30分、ようやく、スピードを落とし出した兵長達に3人は合流した。

「兵長っ！！あのっ…」
「なんだ、ヒストリア」
「あれ……エレン達ではないでしょうか??」
「チッ…やっと来たか…」
「……っエレン！！」

「エレン・イェーガー、アルミン・アルレルト、コニー・スプリンガー、無事に到着しました！」
「エレン…大丈夫？あいつらにこき使われたり、生贄にされそうになったりとかしなかった？されてたならただじゃおかない…それより、無事に帰ってきてくれて、ほんとによかった…」
「おい、ミカサ、エルヴィン団長はそんなことしねぇよ。それより……兵長、これ、団長から預かりものです…」
「あぁ……確かに預かった。」

そう言って、エレンは兵長に手紙を渡した。
そして、施設に向かって新リヴァイ班は更に馬を進めることにした。