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最高で最低な彼♡

第1章 新生活

腰はマシになったけど、まだ痛い。

そういえば今日からちょうど、お母さん達、新婚旅行で2週間居ないんだよね。

凜「あっ!!今日、あたしが晩ご飯作るんだった!!」

今思い出した…

ヤバイ…
只今の時刻……………9時38分。

どうしよーーー

輝「別にいいんじゃない?アイツ等、ご飯作れるし…それかコンビニで買ってるだろ」

凜「でも……あぁ早く帰らないと!!」

輝「腰は?」

あ…そうだった。

凜「…」

輝「クスクス…ゆっくり帰ろ。俺との残り少ない時間、大事にして?」

そ、そんな可愛い顔で…

つい、こないだまで嫌いだった奴なのに。

凜「ぅん…//」

ギュッ…

あたしは自分から輝一の手を繋いだ。

輝「!?」

凜「つ、繋ぎたくなったから!!別にいいでしょ///」

輝「クスッ…嬉しい♪」

ギュッ…

そう言うと輝一はあたしの手を握り返してきた。

それから家までの道のり、絶えずいろんな話を輝一とあたしはした。

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