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☆短☆編☆集☆[新・続]

第2章 ヒーローにひかれる松井くん



ヤバい。店長に怒られるぅ



バイト先に着いて急いで中に入ってそのまま真っ先に店長の元へと急いだ。



あ、居た...



店長はカウンターの席に足を組んで座りながら本を読んでいた。



綺麗な絵だなぁ



姿勢よく椅子に座り込み眼鏡をクイッと直しながらページを捲る姿が凄く凛々しい人です。



と、店長に見とれていると本をパタンと閉じて俺の方をチラ見した。



「あ、遅れましたすみません!!」



俺は慌てて頭を下げて大きな声で誤った。



頭を上げて恐る恐る店長を見る



すると、店長はニコっと微笑んでから手をクイッとさせてきた。



こっちにおいで―――



口には出さない手だけの動作で俺を呼んだ。




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