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☆短☆編☆集☆[新・続]

第2章 ヒーローにひかれる松井くん

☆勝己目線☆





ある日



体育館の集会終了後の清掃ボランティアで残ることになったから俺は体育館に残った



この清掃ボランティアの企画を立てたのは俺



理由なんてない



只一つの人生に何もしないで終わるのは何か勿体ねー、そう思ったから



今の人生がある内に何でもいいからするってのが俺の今の目標だった



居なくなったらそこで一つの人生が終了する



そんな積まんねー人生を贈るくらいなら、何か一つでも役に立つ事をしたい



只それだけの理由で企画届けを出した



生徒が退場していく中、俺は体育館に残り生徒全員が居なくなるまで突っ立っていた



誰も居なくなるのを確認してからパイプ椅子を畳み両手に二つずつ運んでから物置を探した



その時にまだ一人だけ体育館に残っている生徒を発見した



そいつが光輝だった



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