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☆短☆編☆集☆[新・続]

第2章 ヒーローにひかれる松井くん

☆戻って光輝目線☆




素早くペダルを漕いで何とか間に合った俺は息を整えて中に入った



そして何時ものように、今日も椅子に座って本を読んでいる店長を見る――はず



あれ、今日は店長が座っていない



中の仕事でもやってるのか?



俺はロッカールームに行って仕事の服に着替えてからバッチを付けて真っ先に店長が何時も入っていく扉に手を掛けた



――カチャ キイイイイ――――



「失礼しまーす...店長?」



扉を開けると其所は大体四畳位の大きさの部屋でダンボールが沢山あった



そしてその奥にはもう一つ扉があった



うわぁ ダンボール一杯



この中に入ってるのって全部本?



俺は回りをキョロキョロしながらもう一個奥にある扉に手を掛けた



そして開けようとした直後、俺が入ってきた扉からカチャっと、ロックの掛かる音が響いた



え?



もしかして鍵閉められた?



俺は出てきた扉を開けようとするが、やはり扉にはロックが掛かっていて開かなかった



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