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カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第4章 第4話 ギルド全員集合


「ハァハァ…もう夜かよ…」

「取り敢えず撒けたようだな刃。」

「それよりダリオが結構重傷だぞ!」

「いや…僕は大丈夫…だよ…」

「悪い!ダリオあともう少しで宿に着くから!!」

アレから俺と純弥と一八とダリオは俺のハングドマンに捕まりながら純弥の指示のもと魔導軍を撒きながら宿に帰ろうとしてたら遠回りになっていつの間にか夜になっていた。

「みんな!もう宿に着くぞ!」

「よし!魔導軍は居ないようだ。」

「ダリオ!俺の肩に捕まれ!」

「わ、分かった…」

俺達は飛び降りる様にマスターの酒場兼宿屋の玄関前に着き俺達は店の出入り口を開ける。

「よう!あんちゃん達!随分と遅かったじゃねぇかよ?」

「あぁ…悪い。それよりすぐに部屋に入って良いかな?」

「それは構わねぇが、それよりボロボロじゃねぇかよ?」

「そ、それは…それよりダリオが結構重傷なんだ。部屋をお願い!」

「わ、分かった。ほら部屋の鍵だ。」

「サンキュー!みんな行こう!」

俺達は階段を駆け上がる様に急いで上り出掛ける前と同じ部屋にダリオを担ぎ上げて部屋の扉を開けてダリオをベットに静かに寝かす。

「ふぅ…取り敢えずはひと安心だ…」

「ご、ごめんね…迷惑を掛けて…」

「気にすんなんよ!俺達仲間だろ?!」

「刃君…」

するとダリオは安心しきったのか張り詰めていていた全ての緊張の糸が取れた様にすぐに眠りについたダリオ。

「ダリオはそのまま寝かせておくとして刃に一八はどんな敵だったんだ?」

純弥は寝ているダリオ以外のスートのギルドについての話し合いをする事になった。なんせ途中でバラバラになって戦っていたんだからな。

「まずは俺から言う。俺の相手の能力は槍だったんだが、正に変幻自在だった。槍が伸びたり縮んだり、形も槍から斧だったり盾になったりで…後は刃と純弥が来て引き分けだな。」

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