
カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-
第4章 第4話 ギルド全員集合
そこに現れたのは背の小さく幼さが残る金髪のツインテールにツリ目の少女だった。
「おいおい…こんなクソガキが俺の相手かよ。まぁ良いか。敵はぶっ潰すのが俺のやり方だ。」
一八はニヤリと笑ながら早くも戦う気満々で戦う体勢を取ると少女の額には青筋が浮かび上がり握りこぶしを作りながらフルフルと震わせる。
「誰が?!どチビ貧乳の豆粒ロリッ娘だーっ?!こう見えても私は18歳よッ!!」
何か…地雷を踏んだみたいだけど一八にはお構いなしで右側の背中にある3つの内の1つの排気管から煙をあげる。
「ブレイク・ナックルッ!!!」
一八のチャリオッツはロリッ娘に向かって強烈な拳が炸裂したかに見えたがロリッ娘の目の前には人形が現れ手が触手の様に伸び、一八の右拳とぶつかり合う。
「私をどチビ貧乳の豆粒ロリッ娘って言ったことを許さないんだからーッ!細切れにしてやるっ!」
「勝手に言ってろ!」
一八 対 ロリッ娘との戦闘が始まり一八は霧の中に消えていった瞬間に複数の黒い物体が空中から物凄いスピードで飛んでくる。
「危ないッ!」
「さ…サンキュー。」
「どうやら彼女の相手は僕の様だね。」
黒い物体が当たりそうになった俺にダリオのラヴァーズのメスで黒い物体が切り裂かれた。
そして霧の中からまた黒いゴスロリって言うのかな?そんな感じの1人の女の子が現れた。
「避けられた…」
表情の変化に乏しい顔付きだが女の子らしく少し背が小さいが手足は細いがあるものはある。そんな感じの女の子だ。
「これは…コウモリか。」
「ん…あなた、倒す…」
「僕って女の子とばっかり戦ってる様な気がするけど…仕方ないか。ラヴァーズ!」
ダリオの指示でラヴァーズが走り出したと同時に急にダリオの姿までもが霧の中に消えてしまった。
「マズイな純弥…さっきよりも霧が濃くなってる。」
「そうだな。殆ど視界がゼロに近いぞ。」
