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カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第4章 第4話 ギルド全員集合


「ハウス・ポスト-家柱-!」

すると、この深い霧にも関わらず若い青年の男の声が聞こえた。俺達は周囲を見渡すがやはり誰も見えないし来ない。

いや、俺達は迂闊にも見渡していない場所があった。右も左も見渡したが何も無ければ、人の死角になる上も俺と純弥は見渡した。

それでも俺達の読みは甘かったんだ。

「ぐあっ!!」

「ちっ!なるほど。下からか。」

そう。下からの攻撃が全く予想が出来なかった俺と純弥は最初に俺達に襲い掛かったトーテムポールに突き上げられる。

「やぁやぁ。君達は今、指名手配されてる人達じゃあないか?」

「誰だ。アンタは?」

「名乗るもんじゃあないさ。」

純弥の問いに真っ向から名乗る気のない。少し髪が長く今、流行りのゆるふわパーマの正に二枚目の代名詞が付くイケメンが霧の中から姿を見せる。

「まぁ、ちょっと言えば…俺より目立つ奴が嫌いなだけさ。」

「…」

「何よりも……この世に爽やかイケメンなんて言葉が当てはまるのは、この俺で充分って事さ。」

「……ナルシストか。」

イケメンは前髪を爽やかにかき上げてはハニカミな笑顔を見せては歯をキラーンっと光らせるその姿に純弥は呆れるしか無かった。てか俺も呆れてる。

「とにかくだ!この世でイケメンは俺1人だ!!ハウス・ポスト-家柱-!!」

イケメンの右手の中指の指輪が光ったと同時に再び地面からトーテムポールが現れたが、さっきとは違い複数にトーテムポールが地面から現れる。

「おっと…どうやら地面からトーテムポールを出すのが奴の能力だな。」

純弥はノイズ・ザ・フールを構えながら地面から現れるトーテムポールをスルリと無駄な動きをせず、最小限の動きで避けながらも走り出す。

「逃がさないぞ!貴様!!」

純弥を追う形でイケメンも走り出すと同時に純弥もイケメンも霧の中に消えてしまった。

てか…まさかの俺1人が置いていかれたパターンかよ…

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