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「やれやれ。面倒だから、さっさと片付けるか。ソロギター。パンクロックでノイズ･ファング-騒音の牙-」

「これはヤバそうだな。テラートリアル･マーカー-領域柱-」

純弥はノイズ･ザ･フールの弦をピックで素早く弾くと純弥の周りには音の衝撃波を放つがイケメンがまた別のトーテムポールを地面から出すと純弥の衝撃波が無効化された。

「なんだと？」

「さてさて？もう打つ手なしか？有るわけ無いよなぁあッ？！」

「そうだな。だが何となくだが、お前の手品は見えてきた。そして俺は次の攻撃で詰んでやるよ。」

「おいおい。攻撃も俺に効かないのにどうやって勝つんだよ？俺がイケメンだからって僻むなよ？」

「それはどうかな？今からやってやるよ。ソロギター。デスメタルでクラッシャー･ドライブ-破壊の疾走-」

「無駄だって言ってるじゃあねぇか！！テラートリアル･マーカー！」

イケメンは純弥の攻撃に合わせてさっきの様に純弥の攻撃を無効化するトーテムポールを地面から出す。

「な、なんでだ？！馬鹿な！」

「ふん。やっと一泡吹かせたな。」

純弥はノイズ･ザ･フールの弦を先ほどの様に素早く弾く。しかし先ほどは高音とは違い低音な上に重く爆音に近い音を出すと純弥とイケメンの周りにあったトーテムポールは全て崩れ。消え去った。

「くっ…何故だ？」

「そうだな。今のは攻撃じゃないのさ。」

「攻撃じゃないだと…？」

「そう。俺はただ物を壊した。それだけだ。」

「ま、まさか！本当に？！」

「あぁ。だから言っただろ？ﾞお前の手品は見えてきたﾞってさ。まぁ、確信したのは、たった今だがな。」

「ちっ…どうやらハッタリじゃ無さそうだな。」

イケメンは爽やかな顔に似合わないイラついた顔になり露骨に舌打ちをしたことで更に爽やかな顔が台無しなっていく。