テキストサイズ

カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第2章 第2話 マギ・ウォールド


「刃。それでいて作戦だがな。」

「おう!」

「まずは刃のバインド・ハングドマン-緊縛の吊るされた男-でドラゴンを拘束してから俺のノイズ・ザ・フール-騒音の愚者-の音撃でドラゴンを拘束しながら弱体化を計る。」

「よし!なら早く…」

「ちょっと待てよ刃。」

「なんだよ?!早くやろうぜ?!」

「それでだ。俺の読んだ知識が正しきければだ。ドラゴンの弱点ば角゙だ。」

「角って…あの頭の上に着いてる2本の角か?」

「あぁ。ドラゴンのあの破壊力という名の馬鹿力と荒々しい性格の狂暴性の源と言うのが角なんだ。角を1本でも折ってしまえばドラゴンは馬鹿力も無くせるし狂暴性も無くなる。」

「そうか〜。でもどうやって角を折るんだ?」

「そこだな。俺が考えたのは刃のバインド・ハングドマン-緊縛の吊るされた男-であの崖の岩を縛って上からドラゴンの角を叩き折るんだ。」

純弥は少し離れた崖に指を差し俺は純弥の言う崖を見付けてドラゴンの角を叩き折るには充分の岩を見付ける。

「分かったよ純弥。そうと決まれば…」

「先手必勝だな刃。まずは俺がドラゴンを誘きだす!その隙にバインド・ハングドマン-緊縛の吊るされた男-の鎖でドラゴンを縛れ!」

「任しとけッ!!バインド・ハングドマン-緊縛の吊るされた男-!」

俺は両手からバインド・ハングドマン-緊縛の吊るされた男-を出して木に鎖で縛り付けて高く上がりながら崖を目指す。

「ノイズ・ザ・フール-騒音の愚者-!」

純弥はドラゴンを誘き出す為にジャングルを駆け抜けながらノイズ・ザ・フール-騒音の愚者-を手に取りドラゴンに゙わざど見付かる為にドラゴンの目の前に純弥が立つ。

「グワァァアアアッ!!!」

ドラゴンは純弥を見付けると威嚇さながらの咆哮を純弥にビリビリとした肌を感じ取る。

「刃ッ!!」

「オーケー!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ