テキストサイズ

カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第3章 第3話 恋人-ラヴァーズ-と戦車-チャリオッツ-


「さてと!食後の運動と行きますかな!」

「一八。食後の運動は身体には良くないよ。」

「う、うるせぇな…」

「ふん!せいぜい今の内に余裕をかましてみろ!゙ドーピング(肉体強化)゙」

「魔導軍に楯突いた事を後悔させてやる!゙マギカ・アロー(魔力の矢)゙」

魔導軍の1人ばドーピング(肉体強化)゙をさせると手足から胴体まで筋肉を盛り上がらせ、もう1人ばマギカ・アロー(魔力の矢)゙を自分の周りに展開させる様に複数の矢が現れる。

「ほぉ肉体強化か…まぁ、俺達の敵じゃねぇな。」

「そうだね。僕達の敵じゃないことは確かだよ。」

ダリオと一八は目をつぶりながら恐らく闘う想いを込めたのだろう。するとダリオと一八の目の前に光り輝くタロットカードが現れクルクルと表と裏が交互に回る…

ダリオば恋人゙のカード。一八ば戦車゙のカード。そしてダリオと一八の2人は同時にキャリバー・カードの能力を叫ぶ。

「ナース・ラヴァーズ-看護婦の恋人-っ!」

「エンジン・チャリオッツ-熱機関の戦車-ッ!」

そしてダリオの目の前には人型の片目に眼帯をしダリオと同じ身長くらいの大きなメスを持った看護婦である。ナース・ラヴァーズ-看護婦の恋人-。

一八は右腕が奇怪な形の黒地のベースに幾つもの縦に赤いラインに一八の右側の背中には3つの車の排気管のあるエンジン・チャリオッツ-熱機関の戦車-。

しかし魔導軍はダリオと一八のキャリバー・カードの能力を目の前に動じず驚かず、むしろ冷静を保っていた。

「どんな仕掛けがあろうと先手必勝ッ!死ねぇッ!」

ドーピングした魔導軍が肉体強化をした丸太の様な足で踏み込んで一八に前足とも言える腕で殴りかかるが…

「おいおい。コレがご自慢のパワーとか言わねぇよな?ファースト…」

すると右側の背中にある3つの内の1つの排気管から煙をあげると…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ