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カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第3章 第3話 恋人-ラヴァーズ-と戦車-チャリオッツ-


そう純弥は冷静に判断し俺と一八に説明する。

「そう言われてみるとそうなのかもしれないなぁ…」

「まぁ、なんとなく理解は出来る。」

そう何の根拠はないが純弥の説明には妙な説得感があり妙に納得してしまう俺と一八。

確かに戦う想いこそがキャリバー・カードの能力を具現化した物。だから゙想い゙って言うのは人各々だ。戦う想いって言うのも人各々な訳。

゙戦ゔって言うのも戦う目的によって想いがまた違う。

だからさ純弥の言うことに根拠がないから正解とは言えないし、だからと言って間違いとも言えないグレーゾーンって所なのかな?

「なぁ、みんな。今日の宿も確保出来たし折角だ。残りの仲間を集めた方が良いと思うんだ。」

「そうだな。少しでも仲間を集めた方がいつ敵のギルドと出くわすか分からねぇからな。」

「それは僕も同意見だよ。」

「んじゃ!昼飯はマスターに弁当作って貰って仲間を探しに行こうぜ!」

純弥の提案に一八、ダリオ、俺と誰1人として反対せず、もしかしたらこの街に他の仲間が居るかもしれないから探してみることにする。

「でもさ。敵のギルドと出くわしたらどうする?」

「それは出来るだけ戦闘は…」

「おいおい。純弥よぉ…そこはフルボッコだろ?」

「そうだね。切り刻んだ方が良いよ純弥。」

「だよなッ!!ダリオ!一八!純弥も敵に出くわしたら戦っちゃえよ!」

「あ、あのさぁ…出来るだけ騒ぎは…」

「じゃあ!そうと決まれば行こう!」

「「おー!」」

「ちょっと…お前たち。俺の話を少しは…」

俺と一八とダリオは純弥の話を一切聞かずに取り敢えずは部屋から出て、俺はマスターに昼飯は弁当にして欲しいとお願いしたらマスターは快くお願いを聞いてくれた。

それから俺達はマスター特製の手作りスタミナの着く弁当を作って貰いマスターから弁当を手渡された。

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