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「それをどう受け取るかはお前次第だな。」

「全く…ダルいからさっさと片付けるか…」

気だるそうな男は頭をかきむしりながらスピアー･クラブ-変幻自在の槍-を地面に突き刺す様に置くと槍の棒の部分が伸びる。

「なに？！」

「何も俺のスピアー･クラブ-変幻自在の槍-は矛先だけが変幻自在じゃない。全てが変幻自在なのさ。」

上空に飛び上がった気だるそうな男は今度は矛先を斧の様な形に変え斧は段々と大きくなっていく。

「まぁ…悪いけどアンタには死んでもらうよ。敵ギルドを見付けたらデッド･オア･アライブ。生死問わずに殺れってさ。」

「こっちだって簡単には死なねぇぇえええッ！！フルチャージ！！」

一八は体勢を低く構えて右側の背中にある３つの内の全ての排気管から黒い煙立ちあげる。

「ギロチン･デッド！！」

「ラスト･ナックルッ！！」

気だるそうな男は矛先を斧に変えたスピアー･クラブ-変幻自在の槍-をめいいっぱい降り下ろしながら落下のエネルギーをフル活用して落下するように一八に振り落とす。

一八は体勢を低くした状態から飛び上がり右腕のエンジン･チャリオッツ-熱機関の戦車-で気だるそうな男の振り落とすスピアー･クラブ-変幻自在の槍-に向かって拳を突き出す。

一八の拳と気だるそうな男の斧が火花を散らしながらせめぎ合う。その瞬間に余りの衝撃の強さに空気が反発しあい爆発音の様な凄まじい音を放つ。

「全くっ…とんでもねぇ力技だ…」

「ぐぉぉおおッ！！」

お互いに一歩も譲らない均衡が続く。しかし純粋に力で言えば一八のエンジン･チャリオッツ-熱機関の戦車-が上だ。

しかし気だるそうな男は斧の馬鹿みたいなデカさにその重さを生かした落下のエネルギーをプラスしても力が均衡って事は自然と一八の方が力は上。

そして均衡が崩れた…何故なら…お互いの力が強すぎて弾かれたのからだ…