恋してキスして抱きしめて
第9章 あの、立場逆転してませんか?
「……あたしじゃ、ダメですか……?」
「………!」
「我儘言ってごめんなさい。
でも……これからも、逢いたくて……」
………ほんの数秒前まで積極的だったのに
今はこうして俯いて、目をぎゅっと瞑ってる。
もう、完全にやられたわ………
「……ちーちゃん」
「は、はい……!」
「誕生日、いつ?」
「………え!?」
「教えて」
「は、8月2日です……」
………あと、1週間か。
彼女と別れてから、3年間続いた俺のチャラ男生活。
あの時のような純粋な想いを、誠実さを……
そんな短期間で、どこまで取り戻すことができるだろう。
「………!!ユーリさ……///」
自信ねぇけど
………俺の手はもう
千夏の体を抱きしめている。
「………!」
「我儘言ってごめんなさい。
でも……これからも、逢いたくて……」
………ほんの数秒前まで積極的だったのに
今はこうして俯いて、目をぎゅっと瞑ってる。
もう、完全にやられたわ………
「……ちーちゃん」
「は、はい……!」
「誕生日、いつ?」
「………え!?」
「教えて」
「は、8月2日です……」
………あと、1週間か。
彼女と別れてから、3年間続いた俺のチャラ男生活。
あの時のような純粋な想いを、誠実さを……
そんな短期間で、どこまで取り戻すことができるだろう。
「………!!ユーリさ……///」
自信ねぇけど
………俺の手はもう
千夏の体を抱きしめている。