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恋してキスして抱きしめて

第4章 朝倉家の天使、ご対面

「…………!」



思わず口から出た本音で、彼女はパッと顔を上げた。


バチっと目が合うと、びっくりしたようにまつ毛をパチパチさせる。



「……あ、あの……?」

「…………」



……これは、マジで本物だ。


いや、本物ってなんだよって話だけど、俺を見て動揺するその顔……



「ちょっといい?」

「…………!?///」



俺は体を屈めて、彼女をじっと見つめる。


……すげぇ、マジでこんな美少女見た事無い。


陶器みたいな肌って例えられるけど、まさしくそれだ。


顔は小さすぎるのに、目はデカ過ぎ。


多分ほとんど化粧してないのに、まつ毛長すぎ。


てゆーか、ほんとにハタチなの?


全体的に細いし小さいし、高校生って言っても全然……



「……あ、あの……ど、どちら様ですか…?」



気付いたら、お互いの顔が10センチくらいまで近付いていて


頬を紅潮させて、彼女は本を胸の前で抱きしめてオドオドしていた。


………おぉ! 胸はでけぇ!!


押しつけた本がくい込むほど、服の上からでも分かる膨らみ。


顔幼いのに体はエロいって反則だろ~~

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