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恋してキスして抱きしめて

第7章 花火マジック

………ドキドキしすぎて


いつもの癖で、またぎゅっと目を瞑ってしまった。


(ど、ど、どうしよう……何も言ってくれない…)


やっぱりダメなのかな~~!


調子に乗り過ぎた?


て、訂正する? した方がいい!?



「……ちーちゃん……」

「……! は、はいぃ!///」



ビクッと体が跳ねて、パッと目を開けると……



「……俺のハート、ボコボコなんだけど」

「えっ? ボ…コボコ!?」

「さっきからすっげー爆弾ぶっこんでくるよね……」



ユーリさんはあたしから目を逸らして、片手で口を押さえる。


爆弾ってなに!?


え~~ん、あたしのバカ!


ユーリさんの言ってることが分からないよ……!


頭がパニックで、クラクラしてるあたしの両手を


突然、ユーリさんの両手が持ち上げた。



「~~~~!?///」



て、ててて手……!


手繋いじゃった……!!

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