
義父×義娘。
第32章 *旅行
寝ているので、そっとしておいて送る荷物を段ボールにまとめていた。
義父がどんどんお土産を買ってくれるので、ぬいぐるみが7体、お菓子の箱が5箱、パーカー2枚…といった具合にものすごい量になっていた。
「私に甘すぎるだろ」
と独り言をつぶやくと、
「甘くちゃだめなの?」
と言われて驚いた。
「寝てたんじゃなかったの?」
「さっき目が覚めた。」
「調子は大丈夫?」
「うん。夜どこで食べようか?」
「んー、ジンギスカンかラーメンって思ったけどおとうさんには重いだろうからどうしようか?」
「海鮮丼!」
「わりと重くない?」
「大丈夫、食べる!」
義父が言うならいいだろうと思って夜ご飯は海鮮丼に決まった。
