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義父×義娘。

第32章 *旅行

「明るいのは嫌…」

というと、部屋の電気を消してくれた。

「佳奈のほっぺた真っ赤だね。」

「お酒のせいだよ。」

「ほんとにそれだけ?」

というと上に四つん這いになって覆い被さられた。

「おとうさんにドキドキしてるの。」

と呟くと思いっきり抱きしめて耳元で

「俺も佳奈にドキドキしてる。」

とささやかれて胸がきゅんとなった。

義父は横に寝ると

「さて、寝るか!おやすみー。」

と言って目を瞑ってしまった。

拍子抜けしながら

「お、おやすみー。」

私も浴衣を直して寝る体勢になった。

後ろから抱きしめてもらってすぐ寝付けた。

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