
義父×義娘。
第33章 *クリスマス
クリスマスプレゼントをいつ渡すか悩んでいたところ、
「あんまり混んでないバー行ってもいい?」
「うん。」
となったので、義父についていくと路地裏のようなところをしばらく歩いて看板が出てるようには見えない扉を開けた。
ジャズが流れているけども静かなお店だった。
シャンパンを瓶で頼んで二人で分けて飲んだ。
あっ…と思い出したように鞄からプレゼントを出して渡した。
中身はマフラーだ。
「ありがとう。どうぞ。」
小さな可愛い包みを渡されて、ありがとうと受け取った。
「中開けてもいい?」
「どうぞ。」
断ってから包みを慎重に開けると綺麗なピアスが入っていた。
「可愛い! ありがとう!」
つけてるピアスを外してつけかえてみると、形も大きさもちょうどいい感じでとても気に入った。
