
義父×義娘。
第34章 お正月
「「あけましておめでとう!」」
「今年もよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
薬王院まで戻って初詣をした。
「「せーの。」」
一緒におみくじを見せ合うと大吉と末吉だった。
「末吉かぁ。一応吉の恩恵もらえるね。」
「大吉なのにいいこと書いてない。」
大吉だった義父も中身をみて、結ぶことにしたらしい。
不器用な私は義父の3倍の時間をかけて片手で紐におみくじを結びつけた。
「ふー。やっとつけれた。」
「不器用だな。」
「うるさい。」
ケーブルカー乗り場に戻った頃には2:00になっていた。
「帰りますか。」
電車では立ちながら寝ていたようで乗り換えの時にいちいち起こされていた。
