義父×義娘。
第35章 *バレンタインデー
「かまってちゃんはあとにしてくれない?」
「いやだ。」
「クッキーもう1枚あげるから。」
手に渡すとすぐ離れたので、また袋詰めしているとキッチンへ行ってしまった。
「いる?」
「うん!」
拗ねていなくなったのかと思っていたら、私の大好きなココアをいれてきてくれた。
「拗ねてキッチン行ったのかと思った。」
「さすがにそこまで子供じゃない。」
「よく言うよ、いい年したおじさんなのに甘えん坊だし。」
「そういうこと言っていいの?」
顎を掴まれて上を向かされた。
「はいはい、忙しいからあとにして」
義父に離れさせると本当に拗ねたようで部屋に帰っていった。
ラッピングし終わってお風呂に入って寝る用意をしてから義父の部屋に入った途端抱きつかれた。
「おとうさんもお風呂入っておいで?」
「うん。」
義父がお風呂に入ってる間ベッドでごろごろしてるといつの間にか寝ていたようで時計をみたら4:00だった。
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