
義父×義娘。
第35章 *バレンタインデー
学校中でいろんな人とお菓子を交換していると、サークルの分が足りなくなった。
「ねぇ藍?」
「うん?」
「サークルの分はホワイトデーに渡すってありだと思う?」
「いいんじゃない?」
「じゃあそうしよ!」
残り30こくらいもいろんな人と交換してあっという間になくなった。
講義が終わってサークルに行った後、彼氏と待ち合わせをした。
「はい、どうぞ。」
マカロンたちを可愛いハートの箱でラッピングして彼氏に渡した。
「ありがとう。」
頭をくしゃっと撫でられた。
「バイトの時間大丈夫?」
「あっ、やばいかも!お菓子あとでゆっくりもらうな!じゃあね!」
ケーキ屋さんでバイトをしているので、忙しいためすぐに帰ってしまった。
家に帰る途中、義父からLINEがきた。
「渋谷で待ち合わせね。」
「わかった。」
今日はご飯を作らなくていいと朝言われたので、どこか連れてってくれるのだろう。
