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恋人契約

第3章 夢の中で

「ん・・・。」

俺、いつの間にか寝てたんだ。

昔の夢はよく見たけど・・・

この夢は初めてだったなぁ。

俺はいまだに昔の記憶を思い出せない。

苗字はわかったけど、

父さんと母さんの名前すら忘れちゃってたから。

叔父さんが教えてくれた。

その他のことが思い出せない。

俺はどういう人間だったかとか、

昔の懐かしい思い出も。

だから昔の夢を見るとその時に思い出せる。

それにしても・・・

「さっきの夢の男の人誰だ?」

声ははっきり聞こえたのに。

不思議な夢だ。

いつもはそれで思い出せるのに、

今回は思い出せなかった。

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