
恋人契約
第3章 夢の中で
ー※皇side※ー
「・・・・・まない。」
龍さんの声・・・・・。
その声に似た声を俺は知っている。
意識はなかったが、事故にあって昏睡状態だった時だ。
いつも俺のそばに居てくれた気がする。
落ち着く声・・・。
俺・・・なんで・・・
父さんたちの声はあまり覚えてないのに・・・
あの人の声は覚えてるんだ?
声だけ・・・
「っ・・・と・・・さん・・・か・・・さん」
また場所が変わった。
これはすぐわかる。
事故直後の俺たち。
「?!・・・おっ・・・い・・・。と・・・さ・・・か・・・さ・・・ん」
嫌だ、こんなの・・・思い出したくない・・・
恐い。
イヤだ。
誰か・・・助けて。
「・・・う!おい、皇!」
「!?・・・あ、龍さん。あの、うるさかったです・・・か?」
温かい・・・
夢じゃない。
大丈夫・・・
現実だ。
大丈夫だから
俺。
だから早く
震え止まって・・・
「大丈夫だ、俺はいなくならない。」
「・・・・・まない。」
龍さんの声・・・・・。
その声に似た声を俺は知っている。
意識はなかったが、事故にあって昏睡状態だった時だ。
いつも俺のそばに居てくれた気がする。
落ち着く声・・・。
俺・・・なんで・・・
父さんたちの声はあまり覚えてないのに・・・
あの人の声は覚えてるんだ?
声だけ・・・
「っ・・・と・・・さん・・・か・・・さん」
また場所が変わった。
これはすぐわかる。
事故直後の俺たち。
「?!・・・おっ・・・い・・・。と・・・さ・・・か・・・さ・・・ん」
嫌だ、こんなの・・・思い出したくない・・・
恐い。
イヤだ。
誰か・・・助けて。
「・・・う!おい、皇!」
「!?・・・あ、龍さん。あの、うるさかったです・・・か?」
温かい・・・
夢じゃない。
大丈夫・・・
現実だ。
大丈夫だから
俺。
だから早く
震え止まって・・・
「大丈夫だ、俺はいなくならない。」
