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とは言ったものの･･･

怖いもんは怖いって。

さっきの龍さんの気持ちがよくわかるよ。

「俺たちの番だ、行くぞ。」

「は、はーい･･･」

ああー！

もういきなり怖いし。

「ヒッ･･･」

「怖かったら抱きついてもいいんだぞ？」

誰がそんなことする･･･

「グオォォ･･･」

「ギャアアアア！！」

あー。

龍さんの腕にしがみついてしまった･･･

「もう少しで外だぞ。」

「あ"い･･･」

俺は半泣き状態で外に出た。

「･･･っ」

俺は恐怖で固まって動けない。

「大丈夫か？すまない、やり過ぎたな。」

龍さんは俺をベンチに座らせて飲み物を買いに言った。

怖かった･･･

「･･･あの。」

誰だ？

後ろから話かけられた？

「あの･･･」

なんだろう。

「おとなしく、一緒について来てください。」

誰だよ･･･マジで。

「じゃないと･･･殺しますよ？」

後ろに何かをつきつけられた。

恐らくナイフか何かだ。

ここは･･･従おう。