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恋人契約

第2章 始まり

俺の職業は、“lovers”の店員。

loversは風俗店だ。

女が男の体を求め、その欲求を満たすためにセックスする場所。

でも、このloversは女に関わらずゲイのお客さんも大勢くる。

そのゲイのお客さんに、ほとんど指名されるのはこの俺。前田皇20歳だ。

・・・はぁ、めちゃくちゃ疲れた。

ガチャッ

「おい・・・大丈夫か?」

「あ、要さん。いえ、さっきの客に中出しされてそれ掻き出そうと思って。」

「手伝ってやるよ。一人じゃできねーだろ?」

・・・はい?

掻き出すって意味わかってる?

尻の中に指入れんだよ?

「いえ、平気です。」

「強制だ。今日相手したの何人目だよ。これで5人目だろ。そのうち3人は男って・・・」

「それ以上は言わないでください。嫌味ですか?」

仕方なく身を委ねることにした。

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