
恋人契約
第2章 始まり
・・・あれ?
何か唇に柔らかいモノが・・・
「ん・・・?」
誰・・・この人誰?!
「うわあああっ!」
「どうした?!」
要さんも俺の叫び声に駆けつけた。
「だ、だだだっだ!」
半泣き状態で要さんに聞くと、この人は店長の古くからの友人だそうだ。
「もー、龍は。なんで皇くんにちゅーしてんの?」
「いや、なんとなく。」
はい?!
何となくでなんでちゅーされなきゃいけねーの?!
「で、なんの用?その様子じゃいつものか・・・。」
「またですか。」
え、また?何それ。なんで要さんも知ってんの?
「仮の恋人が欲しい。」
なにこの人。
「またお父さんが?」
「そうだ。見合いをしろとうるさいのでな。そのなの通り仮の恋人が欲しいんだ。」
「でも前の子は?」
「突然逃亡した。」
その人に何したの?!この男。
「しょうがないな・・・で、どの子がいいの?」
俺は絶対無いな。
「コイツがいい。」
ほらね!
・・・あれ?指さされてんの俺じゃね?
「えええええ?!ななななっ」
「えー、皇くんがいいの?!意外。なんで?」
俺も聞きたいわ!
「何となくだ。」
・・・はぁ?なにコイツふざけてんの?何となくで仮の恋人なんかできるかってんだ。
「月々200万。皇くんの売り上げもうちょいあるんだからね!」
「ああ、分かっている。」
え・・・
これが俺がこの男と『仮の恋人契約』の始まりだった。
何か唇に柔らかいモノが・・・
「ん・・・?」
誰・・・この人誰?!
「うわあああっ!」
「どうした?!」
要さんも俺の叫び声に駆けつけた。
「だ、だだだっだ!」
半泣き状態で要さんに聞くと、この人は店長の古くからの友人だそうだ。
「もー、龍は。なんで皇くんにちゅーしてんの?」
「いや、なんとなく。」
はい?!
何となくでなんでちゅーされなきゃいけねーの?!
「で、なんの用?その様子じゃいつものか・・・。」
「またですか。」
え、また?何それ。なんで要さんも知ってんの?
「仮の恋人が欲しい。」
なにこの人。
「またお父さんが?」
「そうだ。見合いをしろとうるさいのでな。そのなの通り仮の恋人が欲しいんだ。」
「でも前の子は?」
「突然逃亡した。」
その人に何したの?!この男。
「しょうがないな・・・で、どの子がいいの?」
俺は絶対無いな。
「コイツがいい。」
ほらね!
・・・あれ?指さされてんの俺じゃね?
「えええええ?!ななななっ」
「えー、皇くんがいいの?!意外。なんで?」
俺も聞きたいわ!
「何となくだ。」
・・・はぁ?なにコイツふざけてんの?何となくで仮の恋人なんかできるかってんだ。
「月々200万。皇くんの売り上げもうちょいあるんだからね!」
「ああ、分かっている。」
え・・・
これが俺がこの男と『仮の恋人契約』の始まりだった。
