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大宮ピンク変

第2章 相葉変

それから。

十時、打ち合わせ開始。

嵐のメンバー全員参加の打ち合わせで、もちろんメンバーはそろっている。

メンバーは横一列に並んでいて、俺は端、右隣が相葉さんだった。

打ち合わせが始まって十五分ほどしたころだろうか。

俺は息苦しさを覚えた。

ヤバい、暑い。

俺の厚着の中は汗だくだった。

それでも脱がずに我慢しているうち、気分が悪くなった。

めまいがして、隣にいたメンバーに体当たりしてしまった。

驚いて声をかけて来るメンバー。

意識がもうろうとして、それが誰なのかも分からなかった。

「ちょっとニノ、大丈夫?上着、脱いだら?て言うか何で脱がないの」

頭上から、そんな声がした。

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