テキストサイズ

大宮ピンク変

第2章 相葉変

相葉さんは驚きと混乱と、そして何故か気の毒そうな目で、俺を見た。

「いつから?疲れてるんだね、ニノ」

ん?

「仕事の疲れからそんな奇行に走ってしまうなんて。気付いてあげられなくてごめんね、ニノ」

相葉さんはおろおろと動揺し、今にも泣き出しそうになってしまっている。

俺は言葉を失って立ち尽くした。

相葉さん、俺が仕事の疲れからブラジャーして詰め物してると思った訳?

何だよ、その想像上の俺。

俺は溜息後口を開いた。

「違えよ、にせものの女の体じゃなく本物の女の子の体なの」

「え?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ