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大宮ピンク変

第2章 相葉変

「ダメだよ相葉さん」

その後、相葉さんが何を話しかけて来ても無視する。

そのうちに打ち合わせが終わった。

十二時。

次の仕事、俺は三時からで、だいぶ時間の開きがある。

とりあえず相葉さんのことは忘れてメシにしよう。

「リーダー」

右手を上げ、大野さんを呼ぶ。

俺と大野さんの間に、ひょいと入り込んで来る人影。

相葉さんだった。

「今日は僕とランチでしょ、ニノ」

相葉スマイル。

明かるい笑顔が今は怖いし。

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