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大宮ピンク変

第4章 櫻井変

「そうなんだ、女の子なんだ…」

翔さんの目に、驚きとは違う色の光が宿った。

ん?

「嫌なら断ってくれてもいいんだけどさあ。もし良かったら、ヤらせてくんねえ?ニノ」

…へ。

翔さんまで?

俺は愕然とした。

黙って見返していると、翔さんは照れた様子で言った。

「実は俺、生息子なんだ」

は?

え?

生息子って、童貞?

櫻井翔が?

ジャニーズなのに?

芸能人なのに?

「ウソでしょ?」

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