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大宮ピンク変

第1章 大野変

女の子になるような行動は取ってない。

て言うか、何したら翌朝女の子になるんだよ。

俺は混乱したが、ひとまずあることを優先して考えることにした。

仕事、大丈夫か?

「大野さん、俺、俺?」

大野さんの目を見つめて聞く。

察してくれたらしい、大野さんは間を置かず肯いてくれた。

「カズだよ」

その言葉に勇気を得、俺は思いきって姿見の前に立った。

大野さんによると、俺は俺の原型を留めてるみたいだし。

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