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大宮ピンク変

第1章 大野変

「帰れよ!」

言い放って大野さんの反応を待つ。

大野さんは特に反応しなかった。

スルーかよ。

俺はイラッと来て、ベッド脇に脱ぎ散らかされた大野さんの服をかき集め突きつけた。

大野さんは受け取ろうとしない。

「帰れっつってんだろ」

「まあ、待てカズ」

その反応はのんびりしてる。

いよいよ、俺のことがどうでもいいように思えた。

服を押しつけ、そのまま寝室から押し出そうとする。

く、びくともしねえ。

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