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アクマにアソコを貸しました

第7章 その位、ちょっとヤンチャなだけじゃないですか

「ほらティッシュ」

「サンキュー」
「ありがとう」


……………えぇえぇぇ!!

ケィシ居たのぉ!?

いいいいい何時から?
みみみみみ見てた?

「ずっと居たが?」

ず…ずっとぉ!!!???

「あぁ、ずっーーっとな。
お前毎日会社に行くまで術を見てただろーが」


ああ、アレね。…って、あの術で姿を消して見てたのか!?

「へ、変態ーー!!(怒)
なんで、恥ずかしいのに、あぁ、もぉーーー!!」

シュルリとシャツを羽織ってから、ケィシをポカポカ叩く。

多少顔をしかめながらも、珍しく叩かれるままにしている。



…イヤ、早々に我慢出来なくなったらしい。

「痛ってぇ…痛いぞ、バカ力!」

叩いていた腕の両手首を掴まれた。

「きゃ…」
強く引っ張られて、そのまま腕の中に倒れ込んだ。
ぎゅうぎゅうと抱きしめられて息が苦しい位。

「バカ力のバカ梓穏…お別れだ」

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