アクマにアソコを貸しました
第10章 イカ?いいえ、津島です
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「あだだ…」
あの日から数日経つが、腰とか下腹部とか、はっきり言えばシモいあたりが痛いと言うか違和感と言うか、ダルいっつーか。
今までになくダル重いMy下半身に対して思う。毎日寝てる間にもアレをされてるんじゃないかね、キミ。っていうか私。
こころなしか京紫も真赭も今までよりも溌剌としている。溌剌とした悪魔ってのも変か、健全なのか不健全なのかわかんないもんね。
「あの、先輩いいですか?」
おずおずと声をかけてきた萌々ちゃんを見て、京紫に言われた事を思いだす。
“あの3人は結界から弾かれた前後から記憶が作り換えられているはずだ。自分なりのシナリオだからどういう記憶を作ったかはわからん。会話する時には気をつけろよ”
面倒だから私と一緒にいた事自体を忘れてくれてたらいいなと思ってたんだけど、そうはいかなかったらしい。
やっぱり萌々ちゃんて女の子らしいなぁ〜と先を歩く彼女の後ろ姿に感心しながらついて行ったのだった。
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「あだだ…」
あの日から数日経つが、腰とか下腹部とか、はっきり言えばシモいあたりが痛いと言うか違和感と言うか、ダルいっつーか。
今までになくダル重いMy下半身に対して思う。毎日寝てる間にもアレをされてるんじゃないかね、キミ。っていうか私。
こころなしか京紫も真赭も今までよりも溌剌としている。溌剌とした悪魔ってのも変か、健全なのか不健全なのかわかんないもんね。
「あの、先輩いいですか?」
おずおずと声をかけてきた萌々ちゃんを見て、京紫に言われた事を思いだす。
“あの3人は結界から弾かれた前後から記憶が作り換えられているはずだ。自分なりのシナリオだからどういう記憶を作ったかはわからん。会話する時には気をつけろよ”
面倒だから私と一緒にいた事自体を忘れてくれてたらいいなと思ってたんだけど、そうはいかなかったらしい。
やっぱり萌々ちゃんて女の子らしいなぁ〜と先を歩く彼女の後ろ姿に感心しながらついて行ったのだった。