アクマにアソコを貸しました
第4章 恋ができないじゃないですか
このキスマークの意味は…?
悪魔 キスマーク 意味
で検索したら誰か答えてくれるかな…
「カグ」
ひぃっ!!
再び猛スピードで振り向くとさっきと反対の首がピキッて――
じゃなくて、津島くんが私の反応に驚いて目を丸くした状態で両手を顔の横に上げていた。
「ご、ゴメンね。ちょっと驚いちゃって」
拝むように謝ると、津島くんは笑って両手をおろした。
「いや、俺こそ驚かせてゴメン。夜、ホントに大丈夫?」
邪気のない笑顔にキュンとしてしまう。ケィシなんて、邪気があるどころか邪気そのものだし。
「うん大丈夫だよ」
「良かったぁ〜じゃあ仕事終わったら、この下の玄関で」
「わかった。じゃあ後でね」
「あぁ、後でな」
軽く手を上げて去って行く津島くんに、私も手を上げて応える。
――珠の匂いに惹かれて
そんな言葉が頭の中に蘇ったが、頭を振って追い払う。だって彼は友達だもん、そんなはずない。
****
「ケィシ…んん…ま、だ…?」
飲み切れない唾液が唇の端から垂れてくる。
「まだだ。ここで精を注がれるよりはいいだろう?」
うん、それはやだ。
悪魔 キスマーク 意味
で検索したら誰か答えてくれるかな…
「カグ」
ひぃっ!!
再び猛スピードで振り向くとさっきと反対の首がピキッて――
じゃなくて、津島くんが私の反応に驚いて目を丸くした状態で両手を顔の横に上げていた。
「ご、ゴメンね。ちょっと驚いちゃって」
拝むように謝ると、津島くんは笑って両手をおろした。
「いや、俺こそ驚かせてゴメン。夜、ホントに大丈夫?」
邪気のない笑顔にキュンとしてしまう。ケィシなんて、邪気があるどころか邪気そのものだし。
「うん大丈夫だよ」
「良かったぁ〜じゃあ仕事終わったら、この下の玄関で」
「わかった。じゃあ後でね」
「あぁ、後でな」
軽く手を上げて去って行く津島くんに、私も手を上げて応える。
――珠の匂いに惹かれて
そんな言葉が頭の中に蘇ったが、頭を振って追い払う。だって彼は友達だもん、そんなはずない。
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「ケィシ…んん…ま、だ…?」
飲み切れない唾液が唇の端から垂れてくる。
「まだだ。ここで精を注がれるよりはいいだろう?」
うん、それはやだ。