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アクマにアソコを貸しました

第4章 恋ができないじゃないですか

「…という感じだったらしいぞ。梓穏、ずいぶんお楽しみだったみたいだな?」

んな訳あるか!レイプされかけてお楽しめるか!
神父連れてきてお祓いしてやるぞコラ!


しかもどうやって知ったのか、ケィシの説明が詳細過ぎる。レロレロとかベロベロとか、いっそ今も気を失いたいぜ!と思う程の恥辱なんですけど。

顔を赤くして睨みつけると、ケィシは少しシュンとして私の頬に触れた。

「すまん、梓穏は怖かったよな。何事もなかった安心でつい戯れ言を言ってしまった、許してくれ」

ケィシの殊勝な態度に罪悪感すら感じてしまう。

「いいよ、ケィシもマソォも助けてくれたんだし。もう気に―「お詫びに風呂で体を洗ってやる」―しないで」

…え?すみません、今私の話しをぶった切って何と仰いましたかね?


「お詫びに風呂で体を洗ってやる、と言った。喜べ梓穏」

「…いえ、結構です」

「さて、入るか」

荷物のように肩に軽々と担がれた。暴れても、びくともしないし、歩く度にハラリハラリと一枚ずつ衣服が床に落ちていく。


助けて、神父さまー!

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