無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

はぁっ…んんッ…ちゅぷっ…


夢中で彼の指をしゃぶる。

「あぁっ！ゥんっ…！」

耳の縁に舌を這わせ甘噛みされて、耳の中に入ってきたものに強烈な快感を感じた。


「お前はここも、ここも甘いな」
耳、うなじと口付けながら独り言のように囁かれて下半身に力が入らない。
崩れ落ちないよう無意識に両手でギュッと男の腕を掴んだ。


まるで私からの合図のようで、不本意極まりない。


「おやおや、力が抜けるほど感じているのか？


…ではここはどうだ？感じるかどうか、味見をするか――」


乳房を包むように手のひらを当てて、中指だけをそっと動かす。


やめて、やめて！強く拒否したいのに
「…やぁ、ん…」


と声を出したのと、じわじわ主張を始めて今まさにピンと尖った頂に指先をあてたのは同時だった。


クニクニと捏ねたかと思うと、カリカリと引っ掻いて頂を弄ぶ。


「早く味見して、ってことかな」


ニヤリと笑って胸に添えた手と反対の手を上げて私の喉元を指差した。


その手の形のまま、すぅっと下に下ろしていくと私の服が首もとから溶けていった。


ふるんっと開放された白い乳房が目の端に映った。