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アクマにアソコを貸しました

第6章 ロスタイム上等じゃないですか

「このままでいいよ…」
ずっと


「…よく考えたのか?」

なぜかケィシは苛立ったような声を出した。


ユラリと視界が揺れたかと思うと、マソォの腕の中にいたはずの体はケィシに組み敷かれていた。


「真赭が再生したらこういう事をされないと思っているのか?貧相な胸だから何もされないと?」

何を怒ってるの?て言うか“貧相な胸”は余計なお世話じゃ!


「ここ」
舌でツンツンと胸の尖りをつつかれた。
「ここをこうされるのが気持ちいいんだよな?」


ふわふわだったその場所はあっという間に固く凝(しこ)る。


両手で乳房を揉みしだきながら、時折人差し指と親指でキュッと摘ままれて思わず仰け反った。


無防備に晒された喉をあちこち強く吸われて、赤い印が浮いた。


「お前を抱く事に、すっかり慣れてしまったんだよ。貧乳だろうと色気がなかろうと、こうなるんだ。その覚悟が無いなら記憶を消して…と言うんだ、梓穏」


こうなる、と言ったところでお腹に付きそうな程猛った彼自身をグリグリと押し付けて来た。

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