無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ケィシ…」

小さく名を呼ぶと傷ついたように私の顔を見た。

「ちゅ…しよ…」

一瞬彼の頬に赤みが差した気がして、ぶつけるように激しくキスをしてきた。


角度を変えながら、深く深く舌を絡め合う。吸っていたと思ったら、唇が離れてしまい唸り声を上げた。

チュクッ

耳元で水音がして軟体物が耳内を犯す。ケィシの尖った舌が擽るように私を挑発する。

「んあ…」快感が背中を掛け昇りフルフルッと身体が震えた。

「梓穏、大変だぞ。ワレメが洪水過ぎて、俺のパジャマに滲みてきている」

グリグリとワレメに布越しの彼自身を押し付けてきているので、もどかしくて自然と腰が動いて良いところへ宛てようとしてしまう。

「梓穏、もどかしいなぁ…？欲しいよなぁ…？かわいそうになぁ」

――なぁ梓穏、なんて言うんだっけ？

「欲しい…っ、入れて、下さい」


ケィシがパジャマの胸のあたりを掴んで引っ張ると一瞬で裸になった。

必然的に布越しだったケィシ自身と私を隔てるものが無くなってつんのめるかのように



ズチュッ
「はぁうっっ…！！」

一気に奥まで入って来た。