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素直じゃない契約

第10章 文化祭

「ん…」


今まで眠っていたのか…??

少しずつ目を開けると薄暗く埃っぽい所だった。


「うっ…首いってぇ…」


首の所がじーんと痛みやっとここまでのことを思い出した。

後ろから何かで殴られて…

手は後ろで何かにくくりつけられていて、足は自由だった。
何だか甘い香りもする…

ガヤガヤガヤ…


学校の音楽や人の声などが聞こえる…
学校の近くか…??
でもこんなきたねぇとこあったかな…

ザッザッザッ

外から足音が聞こえた。

ガタッガラガラガラ…


『目は覚めたかなー??』


逆光で顔が見えないから分からない…
でも、この声…


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