素直じゃない契約
第1章 プロポーズ?!
ふらふらと歩いて、あまり人気のない公園に着いた。
日が暮れる瞬間の光が眩しかった…
これからどうする?風俗で働くしかないのか。
正直あたしは経験がないから、風俗なんか出来るはずかない。
このまま家を捨てて誰にもバレずにどこか遠くへ行くか。
徐々にあたりが暗くなるにつれ、気持ちもどんどん不安になっていった。
「どうすりゃ良いんだよ…!!!」
目からどんどん涙が溢れてきて、
泣いても解決しないと思っても、止まらなかった。
「おじょーさん、どないしたんや??」
「!?」
いきなり後ろから声がかかり、あたしはびびった。