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素直じゃない契約

第12章 2度目



ずっと駅まで走って電車へ乗った。


「はぁっ…はぁっ…久しぶりにこんなに走ったな…」


電車は混んでいて、席に座れなかった。


「あっちー…」


ドア付近で窓の方を向いて立っていると、
スカートにフワッと何かが触れた。

鞄か何かだろうと思ったが違った。

手…??

そう思っている間にお尻を手のひらで思いっきり触り始めた。


顔を見てやろうと振り向こうとしたら、
口を押さえられ前を向かせられた。


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