テキストサイズ

素直じゃない契約

第4章 お互いの距離


「さ……、…ら…」


誰か呼んでる……??


「…ら!沙羅!!!」

「んむぅ…んお!?!?」


目の前に恭介の顔があった。


「ほら起きぃ!学校に行くで~」

「んんー行かない…」

「そんなことできるか!!一応毎日学校行くようにせえや、家の者にしめしがつかんねん。これも契約のうちや」

「面倒くせぇ…」

「ほれ!!!その素晴らしいアートな髪直して行くで!」


朝ごはんは恭介が目玉焼きとパンを焼いていてくれた。
なずなに学校行くって連絡しておこ…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ